ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー リミックス


P1120521.jpg


「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー リミックス」観てきました。
映画館で観賞しなかったことを激しく後悔した前作の公開から約3年。
待ちわびてた続編がついに!

(観る前に期待値を上げ過ぎると大概肩すかしを食らうので)
イカンイカンと思いつつも期待値上がりまくりでの観賞となりましたが
↑の画像を見てもらってわかるとおり
このドケチな私がパンフレットを買っちゃうほど(しかも豪華版!)の傑作でございました!
これからご覧になるみなさま、どうぞご心配なく期待値アゲアゲで
映画館へ足をお運びくださいませ!

もうね、いきなりOPシークエンスで心鷲掴みされちゃいました!
ベイビーグルートが超絶カワイイ!
あそこだけでも三回おかわりしたい!今すぐにでも見たい!汗

ストーリーは前作よりも深みが増してるというか
「家族、親子、絆」をテーマにしていて
不覚にも、とあるシーンで泣かされちゃいましたよ。ほろり。

笑わせて泣かせてキュンとさせて、音楽、映像もすばらしくカッコ良くて
前作よりも遥かに上回ってるクオリティの続編作り上げる監督ジェームズ・ガンは天才やね!
自分のやりたいこと、観客に見せたい物のビジョンがしっかり持っている人なんだということが
脚本はもちろん舞台セット、衣裳、メーク、音楽etc・・・すべてから伝わってきました。

テレビブロスのインタビュー記事より。
監督は幼い頃「バックトゥザフューチャー」「レイダーズ」「SW」のような
底抜けなくらい楽観的な気分にしてくれる徹底したエンターティメント作品が大好きだったそうです。
しがし現在、それをクールじゃない風潮になってきており
アイロニーとかシニカルな視点を取り入れて斜めに構えちゃってると。
そこで徹底した娯楽主義を取り戻したいと、この作品を作ったそうです。

その言葉どおり、最後の最後まで、エンドロールまで楽しい作品に仕上がっています!
徹底した娯楽主義を貫いてます!

あと、とにかく音楽と映像の合わせ技に唸っちゃいます。
前作同様に、いやそれ以上に70~80年代の洋楽ヒット曲の使い方がとにかくカッコイイ。
このシーンに、この音楽合わせてくるの?って。
でも見事にがマッチしてるんです!

あーもう最高でした!
ブルーレイ発売されたら買っちゃうな・・・。汗
だってベイビーグルート、何度でも観たいんだもん。

第三作は2020年に公開予定で
監督とメインキャストの続投は決定してるんだとか。
早く観たい!!!


BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!


2017/05/19(金)
シネマ

グレートウォール




「グレートウォール」を観てきました。
全く観る予定じゃなかったんだけど大好きなウィレム・デフォーが出演してると知り急遽。故に、というか毎度のことですが下調べも予備知識も無く観賞とあいなりました。

これが予想以上に面白かった!好きなやーつ!

手早く言うと万里の長城にモンスターが襲ってくる、それを人間が迎え討つというだけ!(笑)ただそれだけなのに「魅せるアクション」と小気味の良いテンポで傑作に仕上がっておりました。チャン・イーモウ監督って、こんなテイストだっけ?彼の作品「HERO」「LOVERS」を観てるけどもベクトルが違う。私は断然こっちのほうが好き!

映画のシンボルが巨大建造物・万里の長城というド迫力ビジュアル、そこに圧倒的数の暴力で襲いかかるモンスター!それを迎え撃つバトルアクション!爆破!ガンガンぶち込まれる剣!槍!弓!炎!巨石!最後はバンジー!
これは感動歴史大作映画じゃなく、B級バトルアクション映画なのでありました!(大好物)
途中マッドマックスV8よろしく「ヒャッハー!」って何度叫びたくなったことか!

帰宅して早速作品について調べてみると
原案はブラピ対ゾンビでおなじみ(?)「ワールド・ウォーZ」のマックス・ブルックスと「ラスト・サムライ」のエドワード・ズウィック、脚本が「ボーン・アイデンティティ」のトニー・ギルロイ(先日観賞「キングコング」脚本「ナイトクローラー」監督脚本を手掛けたダン・ギルロイのお兄ちゃん)と知って、なるほど納得。わかるわかるシーンがあちこちに。いい意味でイーモウテイストが薄まった?ロマンスとか恋愛とか持ち込まないギリギリの感じが逆に好感が持てました(イーモウ脚本なら絶対ロマンスあったでしょ)。

あと更に私が興奮したのがアンディ・ラウまで出てきて人海戦術攻撃&防御という、これまた私の大好きな作品「レッド・クリフ」的サムシングがちりばめれて、とにかく最高!

もちろんマットはマット史上最高にデイモン。安心して観られるアクション。かっこよかったです。しびれます。女将軍も強くてかっこいいし、この二人の間にギリギリ恋愛を持ち込まないのもまた良くて・・・。マットの友達役は生田とーまくんに見えて仕方なかった。
気づけば当初の目的デフォーは・・・安定のクズッぷり。(笑)ネタバレになるので詳細は書けないけどわずかな出演場面ながらもさすがの存在感。ファンとしてはどんでん返し的見せ場が欲しかったなと。汗



BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!



2017/04/20(木)
シネマ

キングコング 髑髏島の巨人【シネマレビュー】




「キングコング 髑髏島の巨人」観てきました。

いやぁ~もう最高でした!これぞエンターティメント!
私の好きなモノがギュウギュウ詰めの玉手箱。
前回の「お嬢さま」以来1カ月ぶりの映画観賞だったのでハズセナイ、ハズシタクナイ。
数ある観たい作品の中から慎重に慎重を重ねて「いざ映画館へ」。
これが大正解でありました!
見どころが多すぎて何から伝えればいいのかわからない小田和正状態に陥ってます。汗

まずはこのポスターから(↑)・・・最高。
いつも日本版のポスターってケチョンケチョンに罵倒されるデザインなんだけど
今回、このキングコングに関しては「おい!どうした!やればできるじゃないか!と賞賛の嵐。
作品への期待感を煽りつつ、昔からのコングファンを喜ばせるレトロ感も織り交ぜつつ
コングの躍動感これでもかっっ状態・・・という最強のポスターなんじゃないかと。

そして本編がこれまたこのポスターで吊るしあげられた期待値を見事クリア!それも大幅に!

監督はジョーダン・ヴォート=ロバーツ・・・と言われても勉強不足で彼についての情報皆無でしたが観終わった途端、即スマホで検索!帰りの電車はずっと彼について調べちゃいました。今作品で長編2作目だとか。信じられない。脚本は3人居て、そのうちの一人は「ナイトクローラー」のダン・ギルロイ。故に面白いのは納得なんだけど、もう怪獣に次ぐ怪獣で約2時間全く飽きない!飽きさせない!次から次へと繰り出される仕掛けに興奮しっぱなし。もう楽しいの何のって!よくぞこんな作品を作ってくれたなと観終わった後は監督に感謝。今まで監督のこと知らなくてゴメンね。汗

監督のイメージはこれまでのコング映画と「地獄の黙示録」をマッシュアップさせたかったとテレビブロスのインタビューで答えています。なるほどー。舞台は現代ではなく1973年ごろに設定。グーグルアースもない時代、故にコングが生存する髑髏島=未知の島というイメージがしっかり説得力を持ち妙な違和感も感じず、この世界にすんなり入り込めた気がします。監督、お見事!

あと撮影の仕方もデジタルに頼らず、ベトナム、ハワイ、オーストラリアでのロケを中心にし1970年代に準じたそう。「ロケだからこそ生まれる臨場感や生々しさを大切にしたかった」と監督。「夕焼けの中でヘリを飛ばしてみたかった」とも。どんだけ「地獄の黙示録」に感化されてんだ!笑 それから日本のアニメなども大好きでところどころにそれを感じさせるアクションや小道具が盛りこまれ、これまた監督、お見事!特にトム・ヒドルストンの最大の見せ場である、あのアクションシーンは最高にカッコよかった。あのシーン、もう一回観たいわ!

さてキャスティングですが、これまた最&高でありました。まぁ元々大好きなサミュエルLジャクソンとジョン・グッドマンが出てるってだけで「絶対観るリスト」に入ってたわけで・・・サミュエル(VS キングコングのガンの飛ばしあいは必見)とジョングッドマンの憎めない愛らしいお顔立ちが一緒に拝めるってだけでも有難いのに、そこにまさかのジョンCライリー!もう首根っこをガッチリ抑えられてる脇役固めキャスティングでしょ!これは!んでもってそれぞれのキャストのチャーミングさをしっかりわかった上での演出も憎い!(サミュエルに至ってはあの言葉を最後まで言わせない!笑)

そして主役のコングですが、今回もヤツは美女に甘かったんであります。これまでの数あるコング作品でヤツはいつも美女にだけは甘い、弱い、そしてそこを敵に利用されて負けちゃう。特に76年版でのヤツの失態っぷり(ジェシカ・ラングがとにかく色っぽい。コング相手に色目使っちゃう)を強烈に覚えてる人間としてはもしや今回もこいつは美女のせいで・・・と思いきや!・・・この先はネタバレになってしまうので続きはぜひ映画館で!

あとエンドロールが流れても絶対席を立たないで!


BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!


「コクソン」「グリーンルーム」も観たかったのだけど
夜一人になっても怖くないやつというのが必須条件でした。汗


2017/04/13(木)
シネマ

お嬢さん





「復讐者に憐みを」「オールドボーイ」「親切なクムジャさん」復讐三部作でド肝を抜かれた人間としてはパク・チャヌク監督の最新作を観に行かぬわけには参りません。今回は一体どんなイリュージョン(?)を見せてくれるのかと、上げてはいけない期待を抑えきれず早速「お嬢さん」鑑賞してきました。

えーと、パク・チャヌク監督、やりたい放題でした。汗

誰とでも観に行ける、誰と観に行っても楽しめる「ラ・ラ・ランド」からの、誰と観に行けばいいのかわからない、誰とも一緒に観に行けない「お嬢さん」でありました。(町山さんはものすごく悪い女友達、女同士で行くのがいいって。笑) この高低差、ハンパなかったです。汗

男性に虐げられてきた女性の開放がメインテーマかな。それが「精神的」だけでなく「身体的」にも関わる開放だもんだからR-18なわけも大いに納得ってやつです。はい。いや~ほんとすごかった、色んな意味で。この暴れん坊な作品を野に放った韓国映画界を褒めちゃいたくなります。

キャスティングで言うとお嬢様のメイド役を演じたキム・テリが文字通りの体当たり演技で、これが映画初出演とは後で知って驚愕しました。1500人のオーディションを勝ち抜いたというだけあって素晴らしかったです。特に目ヂカラ。大きな目でこの難役の心情を観客の心に訴えてきます。大胆なラブシーンが取りざたされがちだけど、いやいやそこじゃない。この子、何か違うと光るものを感じました。きっとこの先いろんな作品で彼女を目にすることがあるんじゃないかな。もちろんメインキャストの他の三人も同様に素晴らしかったです。

ただやはり復讐三部作と比べると少々物足りない、シテヤラレタ感が弱く感じてしまうのも確かで・・・。途中まで私も見事にチャヌクの、お嬢さんの術中にハマってしまうのですがラストにもうひと捻り欲しかったなと・・・んだらば、チャヌクはそのへんもお見通しでしたわ。汗 テレビブロスの取材インタビューで「復讐三部作は、むなしい結果をわかっていながらも復讐を遂行するパターンでしたが、今回は利益と満足感が得られる復讐なのです」とチャヌク。はぁ~それで敢えてのあのラストなのね。う~んでもやはり私の好みは前者で、そちらに感情移入してしまうのです。ひねくれてるのかしら?汗

と、物足りないだ、ひとひねり欲しいだ、なんだかんだ言ってますが、こうして観終わって時間が経過してるというのに気付けば「お嬢さん」のことばかり考えてるではありませんか!後からじわじわと余韻が襲ってくる、これがチャヌク作品の醍醐味なのかもしれません。事実、上映時間140分という長丁場だのに、一度も時間を気にしなかったのであります。万人にお勧めできる作品かどうかは胸を張って言いづらいけど、良い意味でも悪い意味でも「しこり」を残す作品だと思います。チャヌク監督に翻弄されたい方はぜひ!笑

あ、あと映像もとても美しく素晴らしいです。韓国ではフィルム現像所がなくデジタル撮影をせざるを得ないんだそうですがフィルムの質感を目指した監督のこだわりがすごい。フィルム以上にフィルムらしい作品に仕上がったと監督も自負してるぐらいです。和・洋・朝鮮のエッセンスを織り交ぜたエキゾチックな美術はそれだけでも一見の価値ありなんじゃないかと。キム・ミニ扮するお嬢様の衣装も素敵なので要チェックです。



BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!


「チェイサー」「哀しき獣」のナホンジン監督の「コクソン」
國村さんだから観たいけど怖いの苦手なんよなぁ。
あれスクリーンで観れるやろうか。でも観たい。でも怖い。でも観たい。汗

2017/03/10(金)
シネマ

LA LA LAND




早速観てきました「LA LA LAND 」。

ずっとずっと待ちわびて期待値も上がりまくりで、こういうときって大抵肩すかしを食らうことがあるので「観るのが怖い、でも観たい」というとても複雑な心境で、いざ鑑賞。
(あと何としても2/27のアカデミー賞授賞式までに観たかった)

椅子から飛び出して踊りたくなる見事なオープニングでその不安は一気に払拭!最低3回はおかわりしたい!そんなオープニングからミアとセブのこれでもかのラブロマンスが一気に繰り広げられます。もうそれがこっちが恥ずかしくなるくらいのザ・王道。幸せの絶頂とはことのことね」と畳みかけられ「はいはい、わかりましたよ」って呆れちゃうぐらい。二人の歌声とダンス、ロサンゼルスの素敵な風景、そこに恋人たちの夢が加わり、もう最強にロマンティックな世界。ライアンゴズリングのピアノ、エマストーンの歌、二人のダンスは完璧。監督の映画愛、ジャズ愛がこれでもかと盛り込まれ、その熱気がスクリーンを超えて私たちを包みこみます。そして注目してほしいのは「色」。登場人物の心情を表現してる重要なアイテムです。これを念頭に入れて作品を見ると余計に楽しめると思います。特にオープニングとミアが夢を追う仲間たちとパーティーに繰り出すシーン、セブとのデートシーンはもう一緒になってウキウキしちゃうぐらい「カラフル」な世界。思い出すだけでウキウキしちゃいます。

本当はもっとあれやこれやと書き綴りたいんだけど、これから観に行かれる方も多いだろうし、ネタバレになってしまうのであれやこれやと書くのはやめておきます。あまり作品の情報を入れずに鑑賞したほうが、より一層楽しめること間違いなしな作品だから。私はまさかまさかの号泣でした。汗 映画好きな人、かつて無我夢中でなりふり構わず夢を追いかけた経験のある人、そして恋をしたことがある人は特に心を鷲掴みにされるんじゃないでしょうか。

明日のはいよいよアカデミー賞授賞式。13部門14ノミネートされた「LA LA LAND」は一体どれだけのオスカーを手にするのかと話題持ち切り。でもこれまでの傾向からこういう時って違う作品が取るパターンが多いので蓋を開けてみないとほんとにわからない。

ま、私的には賞レースはおまけ。それよりもスターたちのお召し物&誰と誰が会話してるかとか、レカペでのインタビューは誰が神対応だったとか、誰のスピーチが素晴らしかったとか、そんな所が見どころです。汗

だって作品はどれもきっと素晴らしいことには間違いないんだもん。
あぁ明日が楽しみだ楽しみだ。


BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!


デイミアン・チャゼル監督の前作「セッション」(大好き!)で鬼教官を演じたJKシモンズが
いつ「ファッキンテンポ!」と怒鳴り散らすのかと別の意味でドキドキもしちゃいました。汗


2017/02/26(日)
シネマ

ドクター・ストレンジ




今年一発目の映画は「ドクター・ストレンジ」
マーベル作品は「めっちゃ好き」でも「見るのも嫌」ということもなく
テレビで放映されてたら見るってぐらい。

・・・なんだけども、今回のこの「ドクター・ストレンジ」だけは別モノ!
だって、あーた(いきなりデヴィ夫人)キャストがすごいんですよ!
主役は「SHERLOCK」のベネディクト・カンバーバッチ
敵役が、大好きな北欧の至宝マッツ・ミケルセン(来日舞台挨拶が可愛いすぎて動画二回見た)
脇を固めるのが性別を超越した美しさを放つティルダ(スウィントン)様
この人が居れば重厚感が増しますキウェテル・イジョフォー
と錚々たる顔ぶれがズラリ。
ま、一番のお目当てはマッツなんですけどね。汗

上映時間が合わなくて泣く泣く苦手な3Dでの鑑賞。
メガネッ子な私は二重眼鏡なるのですごくしんどいんですな。
しかも画面が暗くなるし、あの飛び出してくる感じに三半規管がヤラれてしまう。汗
嫌だなぁ~と思いつつの鑑賞となったわけです。

が!が!が!120分後・・・

3Dすごい!これは絶対3Dで観たほうがいい!
ビルが道路が車が~~!!!
ひぇぇ~~~~!どうなってんのこれ~~!?!?

というわけで完全に3D体験楽しんじゃってました。汗
いやぁ~長年敬遠してきた3Dですが
ものすごく技術が発達して浦島太郎状態で大満足。
これまでの薄暗さはあまり感じなくてクリアで見やすかったです。
酔うこともなく楽しめました。

ストーリーもスーパーヒ-ローものおなじみの栄光→挫折→特殊能力の取得→悪との戦い
→正義に目覚めるという流れなんですが飽きることなく楽しめました。
豪華な顔触れのキャストに見飽きないということ
3Dの技術を存分に活かしたアクションシーンが盛りだくさん
会話におけるユーモア、特にカンバーバッチがうまくて
あーいう上から目線のセリフとか本当によく似合う、うまい!
それに戦闘シーンのティルダ様が神々しいことこの上ない!
スッと立って構えただけなのに
美しさと強さを備え持つ至高の魔術師のオーラが滲み溢れておりました。

そしてマッツ、北欧の至宝マッツ・ミケルセン。
51歳とは思えない俊敏な動きでアクションシーンをこなしたかと思えば
まるで神話から抜け出したような、この世のとは思えない造形美を携えたお顔で
瞳を潤ませ、カンバーバッチを悪の世界に引きずり込もうとするのです。
あ~もうカッコイイわ!何やってもカッコイイわ!
私なら完全にダークサイドに落ちるだろう、いや落ちます。汗

というわけでマッツファン、カンバーバッチファンなら
スクリーンで観て損はなし!な作品でありました。


BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!


2017/01/30(月)
シネマ

スターウォーズ ローグ・ワン



2016年の映画〆は「スターウォーズ ローグ・ワン」(になりそうかな)。
思えば今年の始まりも「スターウォーズ」だった・・・そう「フォースの覚醒」(レビューはこちら)。
2016年は「スターウォーズ」で始まり「スターウォーズ」で〆る!

・・・と書きながら自分でもビックリしてます。汗
フォースの覚醒のレビューでも書いてますが「エピソード3」&「エピソード2」が私的にイマイチだったのでSW熱みたいなものは冷めかけてたんです。それが「フォースの覚醒」でオオッ!と前のめり状態に。
しかしながらこの「ローグワン」は観賞前はさほど期待してませんでした。
というのも監督がギャレス・エドワーズで前作はあの「GODZILLA」。
これがそんなに好きな作品ではなかったので、今回彼が監督と知りあまり・・・な心持ちに。

ところがどっこい!!!

めちゃくちゃよかった!おもしろかった!!監督ごめんなさい!前言撤回します!
監督スタッフのSW愛がちりばめられて
それがまるで宝石のようにキラキラ輝いておりました。

SWシリーズを見てないか人も楽しめるし、シリーズファンは更に更に楽しめる内容となってました!
これはもう最強のスピンオフ映画であります!

ストーリーはエピソードⅣ(デススターの設計図もつ囚われのレイア姫を救出するやつね)の直前(10分前!)が舞台。そのエピⅣのオープニング冒頭、プロローグ文が流れてくるのを記憶されてる方も多いと思うのですが、その文章の一部に「帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功」という、まさにこの「設計図を盗み出す」というピンポイントをSW愛に溢れた監督スタッフたちが見事に具現化したものなんです!

飽きさせない展開とアクション戦闘シーンのバランスが良く、シリーズファン涙モノのアイテムやキャラ、セリフが満載。中にはキャラクターたちの心情が伝わりにくいと評する人も居るみたいですが、私はむしろ逆でヒロインの孤独や大義の為の「犠牲」になる者の心情がすごく伝わってきてラストシーンを思い返すと今も・・・。涙

あとキャスティングも文句ナシでした。ジン・アーソ役のフェリシティ・ジョーンズもタフなヒロイン役にピッタリだったし、その父親役のマッツ・ミケルセン(一番のお目当て!)の神話的空気を醸しだすフェイス&姿は最高だし、「ナイトクローラー」でジェイク・ジレンホールに散々な目に合う彼を演じたリズ・アーメッドがとてもチャーミングな役で活躍してたので嬉しかったし・・・と(他にも色々書きたいのですが長くなるので割愛)ほんとにみんなきれいにハマってました。中でも新キャラのチアルート・イムウェを演じたドニー・イェンのアクションが素晴らしい!必見です!一気にファンになり今、彼の情報を漁ってるところです。汗

まだ公開したばかりであまり詳しくは書けませんが、SWファンなら見て損ナシです!
私は全シリーズの中で一番好きな「エピソードⅤ帝国の逆襲」と1位2位を争うぐらい好きな作品となりました。
先にも書きましたが本当に最強の「スピンオフ映画」でした!

あとこんなに動くダース・ベイダー見たことないよ!!

BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!

2016/12/22(木)
シネマ

聖の青春




うぎゃぁ~レビューを誤って消してしまった~~~~~。
あともうちょいだったのに~~~~~~。
無理、無理!あの文章、思いのたけをもう一回書くことなんて出来なぁぁい~~~~!!!涙涙
あの熱量をもう一回呼び起こすことなんて無理!!!

あ~~~~~~~~~~~もう~~~~~最悪だぁ~~~~~~~。

とにかく素晴らしい作品であったと、それだけは伝えたい!!!
松山ケンイチも東出昌大も、完全に完璧に村山聖と羽生義治だった!
二人ともこれまでの作品の中で一番よかった!魂入ってたし伝わってきた!
泣いたよ!嗚咽した!
ほんとにいい映画だった!

帰宅して録画してた村山聖のドキュメント番組観てさらに号泣した!
オススメ!超オススメ作品!!

あぁ~BACKSPACEキーのバカやろう~~!!!
私のレビューを返せ~~~~~~~~!!!涙涙涙


BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!


2016/11/27(日)
シネマ

手紙は憶えている



「手紙は憶えている」を観てきました。

認知症を患う90歳のゼブはアウシュビッツの大量虐殺を生き延びた囚人。渡米し今は高齢者ケア施設で暮らしている。眠る度に妻が先だった事さえ忘れてしまう彼が同じ境遇である友人マックスの記した手紙を頼りに家族を殺したナチスを探し出す復讐の旅に出ることに。

・・・というのが大まかなあらすじ。

今までにないタイプのホロコーストを題材にした作品でした。大概こういう作品では戦争中の悲劇を振り返る回想シーンがあり、それによってナチスの蛮行を、戦争の悲しみを観客に伝えるのですが、今作品にはそれが一切ないのです。復讐の旅に出た90歳のおじいちゃんのロードムービーでした。ロードムービーって呼べるほど穏やかではないけど。汗

友人マックスの手紙を元にペンシルヴァニアからオハイオ、カナダの国境を超え、再びアメリカに舞い戻り彼の復讐の旅は波乱万丈。この作品を復讐劇と呼ぶには少し語弊があって時折「おじいちゃんユーモア」が入り混じるのです。ヨボヨボのおじいちゃんがピストルを買いに行き物忘れがひどいから説明書を書いてくれと言ったり、周囲の人間はまさかこんな高齢のおじいちゃんが銃を持ってるとは思いもしないので何かにつけ税関とか取り調べとか「甘い」んです。それが笑っちゃう。実は意識がしっかりしてる時は肝っ玉の座った復讐に燃えるおじいちゃんなのに。ところどころしっかり実行しちゃうんです、これが(ブラックユーモアですが)。汗

だいたいのオチは予測出来ちゃうのですが脚本が見事なので最後まで飽きずに引き寄せられました。94分という上映時間もテンポよく間延びせずに見れた要因かも。あっという間に悲劇のラスト。さっきまで笑っていたのが嘘のような幕切れ、フィナーレでした。悲しみと同時にユダヤ人の怨念の凄まじさを見せつけられ胸が痛みます。戦争は「負」しか生み出さない。それが今までにないアプローチの仕方で良作を観たという満足感にも浸れました。調べるとカナダ映画と知りビックリ。最近カナダ発の映画は面白いのが多いです。

さてさて主人公ゼブを演じるのはイケてる渋爺代表のクリストファー・プラマー(カナダ出身だったのか!)。「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐の時はそんなイケメンとも思わず・・・お年を召されてからのほうが断然好きです。はい。イケ爺クリストファー・プラマーが鬼気迫る演技で熱演してるんです!もうほんとすごい!ずっと出ずっぱりなんですが絵が持つ持つ、この御歳86歳のおじいちゃんは!あの皺と眼光と、と言いたいところなんですが今作では認知症のおじいちゃんなので眼光の鋭さは控えめ(笑)。その代わり哀愁が溢れ出ております。序盤に彼がピアノを演奏するシーンがあるのですが思いがけず涙が。とても美しいんだけど悲しみを含んだ音色。ラストでその悲しみの深さもわかることに・・・。余計にあの旋律が胸に響きました。クラシック音楽に詳しい方なら彼が選んだ曲から何か意味がわかったのかもと。勉強不足の自分を後悔しました。

しかし86歳とは思えぬクリストファー・プラマー。恐るべし。


BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!

2016/11/10(木)
シネマ

永い言い訳




「永い言い訳」観賞。
結論から言ってしまうけどこれまでの西川美和監督作品の中で一番好きで
一番気持ちが入り込んだ。
インスタにも書いたけど自分の年齢、置かれてる環境にそれは因るのかもしれないけど
正しく今の自分にずっしりと響いた。

すでに破綻していた夫婦。妻が事故死してしまうのだがこれぽっちも泣けない夫。
事故がきっかけである家族と知り合うことに。
妻を亡くした男と母を亡くした子供たち。
まるで妻が引き寄せたかのような不思議な出会いで夫は何を感じていくのか。

まず最初にこれまでの西川作品を知ってる人間としては「主役にモックン、いや本木雅弘?」「おくりびとは見たけど、うん?」と、しっくりこなかったのだけど、いやいやこれが素晴らしくハマってた。まるでジグソーパズルのピースのように西川監督の世界観にぴったりと。もうモックンなんて呼べない。途中あまりに自然すぎて主人公幸夫と本木雅弘の境界線がわからなくなった。

そして中でも一番すばらしかったのが二人の子役。母を突然亡くしたことに戸惑いつつ中学校受験で精神的に追い詰められる小学生の長男、天真爛漫を絵に書いたような幼稚園児の妹。何度も言うけどほんっっとに素晴らしかった!こんな子役をどうやって見つけてきたんだ?いや子役なの?その辺に居てる子供を使ったんじゃ?兄妹感に全然違和感がない。っていうぐらい自然体。なのに一瞬見せる「眼ヂカラ」の強さ!何なのこの子たちは!お兄ちゃん役の藤田健心クンは普通にオーディションで選んだそうだけど・・・。末恐ろしい子役二人でした。

母を亡くした少年をちゃんと言葉を選んで的確に穏やかに諭すことが出来る幸夫が描かれてるんだけど、ここまで人の気持ちを分かってあげられる人がなぜ妻にはそうしなかったのか。知り合った頃はそうでは無かったのかもしれない。いつのまにかお互い背中を向けあってしまった。この二人がここまでこじれてしまった経緯は一切わからない。そうなった理由を知りたいと見終わったすぐには思ったのだけど、いやこれという原因やきっかけがなく、さっきも書いたように「いつのまにか」そうなってしまったんじゃないかと今、この感想を書いて思った。これって怖い。小さいことの積み重ねだもん。まだはっきりとした原因があるほうがマシかな。

妻が死んでから、あることがきっかけで自分に対する妻の気持ちを知ることになるんだけどこれがまぁ、さすが西川監督と言いたくなるくらいエグい。妻の復讐劇。深津絵里演じる妻は賢くて理性的。きっと夫に対してモヤッとしたことがあってもすぐに口には出さないタイプではないかと。自分の中に飲みこんで消化してきたんだと思う。それだけにこの復讐はゾッとするものがあった。あ、亡くなってるので決して意図した復讐じゃなんだけど、それがまた一段と怖い。でもこれをサスペンスじゃなくちょっと笑えるシーンにしてるのがさすがだなぁと。

幸夫の心の移り変わり、彼を取り巻く環境と人間たちを落とすことなく丁寧に、でも観客に想像させる余白も設けってあって、とにかく何から何まで完璧でした。

西川美和監督の視点、思考には毎回驚かされるのだけど
今回この作品を作るきっかけとなったのは「震災」だったという。
(テレビブロスインタビュー)
家族を亡くされた方が大勢居る中で家族の関係が最高の状態で突然の別れとなってしまった人たちばかりではないだろうと。
もしかしたら最悪の状態で突然の別れとなってしまった家族夫婦も居るんじゃないかと
ふと思ったのだそう。
普段私なんかの凡人では見過ごしてしまいそうな所に焦点を当て見事にそれを具現化する。
それが「人間の感情」なんだから、本当にすごい。
仕事と言ってしまえばそれまでだけど、だからこそ西川美和にとって監督業は「天職」何だと思った。
一体どんな人生を歩んできたんだろ。


BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!


2016/10/31(月)
シネマ

エル・クラン




今月一番楽しみにしていた「エル・クラン」がやっと大阪でも公開。
早速観てきました。

結論から言いますと面白かった!
「実際に起きた事件」ジャンルが好物な私にはモロ好みでした。

アルゼンチンの闇の歴史である独裁軍事政権が崩壊し、さぁ今から民主主義が始まるぞという時代のお話。その独裁政権の下で情報管理官(政府に敵対する人間に対し誘拐脅迫拷問殺人などをするのが主な仕事)として働いていたアルキメデス。己の理想国家が崩壊し突如無職となった一家の父親が家族を養うために始めたビジネスが「金持ち誘拐」。これが家族公認という前代未聞スタイル(?)。前の政府との黒い関係もあって大成功し家は裕福な生活を送れるようになるが、ある日恋人が出来た長男が「仕事」から抜けたいと言い出し・・・。

というのが大まかなあらすじ。
「家族公認誘拐」、これがアルゼンチンで実際にあった事件というんだから驚きです。
日本版のポスターではコメディタッチで宣伝していますがこれがコメディなんてとんでもない(褒めてる)シロモノでありました!

製作はペドロ・アルモドバル(「オール・アバウト・マイ・マザー」)、第72回ヴェネチア国際映画祭にで監督賞となる「銀獅子賞」を受賞しています。

仲の良い、明るく平和な家族団らんのシーンから少しずつ「あれ?何かおかしい」と思わせていく序盤の見せ方が見事。小出しにされる「違和感」と静かに忍び寄って来る悪の気配。あっというまにこのプッチオ家の世界に引きずり込まれました。見始めるとすぐ、なぜBGMの音楽がこんな大きな音なのか、その音に不穏な想像が掻き立てられ、そしてそういうことかという、えらいものを観てしまったという罪悪感に打ちひしがれてるところに、あの眼光鋭い目ヂカラ親父アルキメデスのアップがドーン!はい、観客の私も息子アレハンドロ同様共犯確定・・・。ものすごいたたみ掛けです、パブロ・トラペロ監督!そしてアルキメデスを演じたギレルモ・フランセーヤの薄いブルーのビー玉のような大きな目玉が一度見たら忘れられないおぞましい迫力(瞬きほとんどしてない)!ギレルモ・フランセーヤはアルゼンチンではコメディの神様と呼ばれてるとても人気のあるコメディアンなんだそうです。その彼にこの役をキャスティングした監督はすごいの一言。またコメディアンなんて微塵も感じさせないギレルモ・フランセーヤの演技も圧巻でした。あることで息子を怒鳴り散らすシーンなんてチビリそうなぐらい怖かったです。汗

とホラー的要素ばかり書いてますが、それだけじゃない「家族」というメロドラマ的要素がこの映画に深みを与えていました。「お父さんは家族を養うためにやってるの、お父さんは悪くない」「でもお父さんがやってることは犯罪(誘拐だけじゃなく人質を殺してしまう最悪のやつです)・・・」この葛藤に苦しむ子供たち。特に仕事を手伝わされ、ラグビー仲間も殺されてる長男のストレスは相当なものだったように映画の中では描かれていました。だったら嫌だと、手伝いたくないと父親に言えばいいのにと思うのですが、この全てを掌握してる父親の息子コントロールが巧みで、恐ろしく狡猾なんです。これが息子にすることかと、いや人間のすることかと。

作品を見始めた時は父親の善なる部分と悪なる部分の両立に困惑するのですが、途中からこの「善」も「悪」のための、己の理想のための、自己中心的なものに因るものなんじゃないかとグレーだった部分が真っ黒に飲みこまれて、この父親って一体・・・ゾッとしました。

そしてその主犯である「父」よりも、私が最も恐ろしく感じたのは見て見ぬフリの「母」でした。無言の圧力と微笑みで「お父さんは家族を養うためにやってるの」と長男の逃げ場を塞ぎます。子供たちをそっと優しく包み込むべき存在の母親が率先して、それがまるで正義とでも言うかのように父の犯罪をかばうのです。そら恐ろしい。

もう何もかもがめちゃくちゃなプッチオファミリーの顛末は想像出来ますがただではへこたれないんですな。アッと思わず叫んでしまったラストシーンとエンドロールで解説されるこの家族のその後。これがまた驚くことばかり。事実は小説より奇なり。アルキメデス、ヘコタレへん!



観終わってスカッとするタイプではないけれど、いつまでも後を引く余韻の残る作品。どうしてこうなってしまったのか、回避することは出来なかったのか、あの時あの人物はどのように考えていたのか、映画を見て帰宅して一日経っても色々考えてしまうのは「家族」という身近なテーマを通して人間の表裏一体の部分「善悪」を、不謹慎な言い方かもしれないけど、「面白い」部分をまざまざとストレートに見せられたからなのかなと。こんなに余韻にまみれる作品は久しぶりでした。


音楽もすごくよかったです。印象に残るのはTheKinksの「Sunny Afternoon」。観終わった後の行き場のない怒りと悲しくてやるせない気持ちにピッタリとハマりました。

あとアルゼンチンの作品ということで出てくるキャストがほぼ初見。故にキャストについての情報も皆無な全く白紙の状態で見れたのも作品の世界に集中没頭出来てよかったのかも。


BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!



「人生スイッチ」
アルゼンチンで大ヒットした作品だそう。観てみたい。

2016/10/03(月)
シネマ

ラスト・タンゴ




今月の「映画の日」。二本目はこちら。

先日神戸デートした映画好きのM子が熱く語るレビューに私の好奇心がムクムク。
帰宅するなり映画の公式サイトをチェック・・・何コレ!めっちゃ見たい!

というわけで上映最終日に滑り込んだ「ラスト・タンゴ」。

作品の詳細をチェックせず友達により語られた情報のみでの観賞となりました。

≪あらすじと作品情報≫「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」のヴィム・ヴェンダースが製作総指揮。「不在の心象」「ミュージック・クバーナ」のヘルマン・クラルが監督を務める。

アルゼンチン・タンゴ史上最高の伝説のペア、世界的なタンゴの普及にも貢献したマリア・ニエベス(80歳)とフアン・カルロス・コペス(83歳)の軌跡に迫るドキュメンタリー。14歳と17歳で出会い、50年近くも一緒にダンスを踊ってきた彼らが歩んだ愛と憎しみの歴史を、ふたりの証言や美しい再現ダンスシーンを通して辿るドラマティック・ドキュメンタリー。

************

ヘルマン・クラル監督はマリアと話をし始めて30秒後には「この人を撮らねばならない」と確信を持ったそうです。納得よーくわかります。私も予告編で語る彼女を観て「これは観ておかねば」と思いました。それぐらいオーラのある魅力的な女性なんです。そんな女性が14歳で出逢った3つ年上の男・フアンに恋に落ち、そしてまたタンゴにも恋に落ち、約50年間ペアとして連れ添うことになるわけですが、それは「愛・嫉妬・憎しみ・芸術」が入り混じる波乱の人生の幕開けだったのです。

20160902 141551


「人生に引き裂かれ、タンゴで結ばれた二人」

ペアを組んだ当初はラブラブだったわけですが、容姿才能に恵まれたフアンはやらかすわけですな。が、「若い男なら仕方のないこと」なんて本人インタビューで言い放ち全然悪気なんてありません(怒)。マリアは嫉妬にさいなまれるのですが、好きなんです、愛してるんです、フアンのことも、タンゴのことも。耐え凌ぐ日々。本作品でマリアの若い頃を演じてる女性ダンサーが「ペアの解消を考えなかった?」という問いにマリアは「芸術と愛憎を切り離しなさい」と答えます。

まだこの頃は冷静に思い出を語るマリアですが、自分と離婚したフアンが別の女性(タンゴとは無縁の人間!)と再婚し娘が生まれたぐらいの記憶を回想する辺りから形相が変わり出します。憎しみモード全開。でもほんとにマリアは可哀想なんです、身勝手な男に振り回されて・・・。映画を見ながら完全にマリアの味方となってました。

「心は離れてしまったけど、つながっている・・・」
本編で女性ダンサーが二人の写真を見ながらこうつぶやきました。

マリアはフアンを憎んでる、でも、タンゴを愛してる、でも、その愛してるタンゴは憎むフアンと築いてきた彼女の人生そのもの。愛するものと憎むものがイコールなんです。方程式としては成立しないけど、矛盾してるけど。簡単に切り離せないマリアの気持ちが痛いほど伝わってきました。

ところが!そのタンゴ・ペアをフアンは糸も簡単に「解消」するんです。タンゴとは無縁の世界で生きてきたフアンの妻に言われた、たった一言で・・・。



この時のマリアの気持ちを思うと・・・言葉が見つかりません。激しい怒り、苦しみ、嫉妬、悲しみに打ちひしがれ想像を絶するものだったと思います。でもまぁフアンの妻の気持ちもわかるんです。夫が自分以外の女性と、しかも以前は激しく愛しあい史上最高のタンゴペアと謳われた女性と形の上だけだとはいえ繋がってることが耐えられなかったのかも知れないと想像出来るんです。

で、やっぱり一番許せないのは男という結論になるわけです。汗

現在83歳のフアンは娘とタンゴを踊ってるんですが、その映像が本編でも観れるのですが、はっきり言うとマリアと踊ってる時のようなオーラが感じられませんでした。かたや、マリア(今も現役で活躍中)の輝いてること!こちらも現在のダンスシーンの映像があるのですが、まぁ素晴らしい!オーラがハンパない!キラキラッ!80歳とは思えないスタイル、動きに感動すら覚えます。

「何かを得た者からは何かを奪い、何かを捨てた者には何かを与える」
運命の皮肉?神様のいたずら?みたいなものを感じずには居られませんでした。



マリアとフアンを演じる男女二人ずつ、いずれもトップダンサーでダンスシーンはとても見ごたえがありました。しかも美しい!特に若い頃を演じた二人(写真↑)がすばらしく美しく魅力的で、どのシーンも溜息モノ!特に好きだったのはミロンガ(アルゼンチン・タンゴを踊る場所)で二人が初めて出会いタンゴを踊るシーン。本当に素敵でした。

というわけで長々と語ってしまいましたが、映像&音楽が素晴らしく映画館で見ておいてよかったと思える作品でした。熱く感想を語ってくれた友に感謝です。おもしろかったよー。ありがとぉ!


BLOGランキング参加中←いつも励みになってます!
ライフスタイルブログランキング←こちらもポチッとよろしくですー!


マリアとフアンを時折「京唄子 鳳敬助」を重ねてしまいました。汗

あとマリアがフェスティバルとラストで踊ってる相手ダンサーは「オオスミケンヤ」的存在なのかと邪推。
公式サイト観ても、このダンサーだけ説明が無いのよなぁ。
ビジュアル的にはジョン・ファブロー似。

2016/09/05(月)
シネマ

| ホーム | 次ページ
Page Top↑

スポンサーリンク

ぶつぶつぶやき

DOORS

雑貨etc・・・

過去の雑貨etc収納庫→コチラ


珪藻土バスマット
いい買い物出来ました!
※商品購入レビュー日記はこちら

MYSTERY RANCH BOOTYBAG
リュックが欲しくてアレコレ悩んでここに辿り着く

アルガンオイル・オーガニック/50ml



カットトマト缶×24個
いつもより安い店発見!



イッタラ ティーマ ライトブルー
久しぶりに心ときめくカラー。

ホクア トリートレイ
日本製のアルミを使用。
珈琲時間のちょこっとトレイに。

北欧雑貨krone オリジナルプレート

THE WET TOWEL ボトルタイプ

THE WET TOWEL ポケットタイプ

GRAMICCI ライトデニム

KOYUK アンカー柄スリッポンシューズ

江東堂コーヒー ブリキ缶

Melissa McArthur Jewellery
シンプルだけど存在感のあるリングが欲しい

KANEAKISAKAI POTTERY

KANEAKISAKAI POTTERY

九谷青窯 米満麻子 色絵レモンの木

KOYUK] ボアサンダル
ボアのインソールが温かそう!

素焼きアーモンド1kg送料無料
また注文しちゃった

CONVERSE ALL STAR
今年の秋冬は黒ハイカット!

マガジンラック
TR○CKにありそうで、あったとしてもン万円しそうな。汗

チーズドーム
そこにあるだけでオサレ。

トマト缶×24個
いつものまとめ買いは爽快ドラッグさんで。

エッグベーカー

松尾ミユキさんデザイン。BREADの文字がバケット!


marimekko PUKETTI
ポットホルダー
この色合わせ可愛いな。

REUSE GLASS
お値段も可愛い。

欲しいのはこのタイプ。

ランドリーバッグ

Metal Tote Pans TP2

BRAUN Alarm clock
限定カラーだったグレーが定番化

SNUG.STUDIO カッティングボード

SNUG.STUDIO ポスター

Word Banner ガーランド

鹿児島睦 La fleurプレート

鹿児島睦 タンブラー

レトロな北欧テイストのペンダントライト
お値段もお手頃なのが◎

クラウドモノトーンバスマット

BRING MY TUMBLER

ランドリートートバッグ
ドイツのランドリーブランド「Freddy Leck sein WASCHSALON」。容量大&2WAY&機能性抜群のスグレモノ

KINTO ドリッパーセット
ステンレスとカラフェのこのタイプが欲しい。

House Terrarium

ラフィネス ティンプレート

ヨークシャーメイソンジャー

このホルダーとセットで置けるぐらいのキッチンが欲しい・・・。

雨が降っても水が溜まらないバルコニーサンダル
ベルリン発のランドリー専門店。他のグッズもカワイイ

SECOND LAB. NYC ルームシューズ

安西水丸さんのマステ。

富士山のテッシュケース

WHATクッションカバー
最近モノクロがキニナル。

紙もの雑貨 KNOOP
CAFE REPUBLIC テトラバッグ
ちょっとしたもののラッピングに

倉敷意匠 kata kata
印判手なます皿 ふくろう

IO GRAPHICのマグカップ

CINQ メガネしおり

CLASKA メガネマグ

じゃがりこパニック
パーチーの季節!

パッチワーク柄 サイドシェルチェア

Sabato[サバト]

おにぎり小皿

PACKING TAPE 100m


Pokefasuのアニマルバッチ

金沢桐工芸 岩本清商店
ひょうたんトレー

SWEDEN ARMY PAPER BOX

松野屋 ベンチ三尺
リビングの雑誌一時避難場所に。

和山 くらわんか碗

THE COOKING PAPER WHITE

Wall Story

フラスコ

鍋島小紋 KOMON

SAINTJAMES
ウエッソン エルボーパッチ

LEGO カウフマン邸
アーキテクチャーシリーズ

北欧家具 プランターラック

my little day ペーパーカップ

ルイス・ポールセン
パークフース

シャギーマット SHIBAFU

野田琺瑯 消毒器
細々したものの整理に。

波佐見焼 馬場商店

BKF Chair

オススメ&愛用中


釜定工房のオイルパン
レビュー日記はこちら

グラタン皿
決め手は持ち手!
レビュー日記はこちら

french bull カレッジソックス
レビュー日記はこちら

よつ葉バター 100g
柔らいので塗りやすいのが◎
もういくつリピしたかわからない

ウィニープロHG テフロンプラチナプラス
年末にフライパン新調。

野田琺瑯 アムケトル
ずっと狙ってたブラック かなりお安くなってたのでポチっ。

パナソニック
ファイバーミキサー
ついにミキサー購入!

日本製粉 亜麻仁油
まとめ買いして送料無料&P10倍デーならココが一番お買い得かなと

素焼きアーモンド1kg 【送料無料】
早くもリピ買い。汗

ラッセルホブス
コーヒーグラインダー
レビュー日記はこちら

タイガーマット
レビュー日記はこちら

グランムリ カットトマト缶
400g×24缶
アドキッチンさんでの取扱いが終わったのでこちらで。

STEEL CANVAS BASKET No186
悩み抜いてコレ!
レビュー日記→こちら

イワキ
ウォータードリップサーバー
水出しコーヒーはこれで作ることにした!

ボデガ 200
電子レンジOK
  レビュー日記→こちら

嬉野温泉名物 温泉湯豆腐

シロカ ホームベーカリー
ついに!買っちゃった!

teema パールグレイ
ひさびさに器を買った。

今年はコレにしました。
小粒で甘い!

ヤマト醤油味噌 塩糀

松山油脂 日焼け止めローション
レビュー日記はこちら

ブルジョワ ワンセカンドジェル
今年はマットブルーで。
レビュー日記はこちら

野田琺瑯 バターケース
業務用450g

【フラ印】マカダミアナッツクッキー
楽天にもあった!

ヤマト醤油味噌 塩麹
ちょっと高いけどかなりオススメ!

ポンプもキレイに!洗濯槽クリーナー
洗濯機の大掃除に

札幌らっきょのスープカレー
ドラマ「スープカレー」に登場してた
レビュー日記はこちら

marimekko Ahkeraliisa
この2タイプにしました!
財布として使用中。
レビュー日記はこちら

一ノ蔵 発泡清酒 すず音
ロンハーで紹介されてたアレ
レビュー日記はこちら

マリメッコ がま口
大小合わせ技で買っちゃった。
レビュー日記はこちら

マリメッコ がま口
旅行のコマゴマを収納

兵四郎だし
友達からもらって、あまりの美味しさにびっくり。

戸田久の盛岡冷麺
あおいちゃんが言うてたのってこれ?
レビュー日記はこちら

グラミチ コーデュロイパンツ ウィメンズ
カーキ、買っちゃった。

グラミチ レギンス
この冬、大活躍中!

イワタニ カセットコンロ

ビニワレのカレーパウダー

プロだし
金沢旅行でゲット。美味しすぎ。

HUNTER ソックス
かなりお安くなってたので2つ目。

HUNTER UV TECH
ソックスといっしょに購入。
白っぽくなってたのでお手入れに。

SNYDER'Sチョコレートプレッツェル
ハーシーズチョコ


リサ・ラーソン ポストカード
我が家の冷蔵庫にも居ります。

ARABIA oma
ガラスプレート

Teema ブラック
鍋の取り分け用に2個。

コバルトブルー 20cm
ルク2つ目は半額でゲット!

24h Avec 26cmプレート
買えましたー。
これでやっとペア使いが出来る。

軽やか日本製羽毛布団
買いましたー。オススメです!

Teema レッド
結局、買っちゃった。
↑のショップで30%OFF&送料100円(期間限定)
楽天で最安値を探す≫こちら

OLYMPUS PEN E-P1
買っちゃったー。汗
≫楽天で最安値を探す


アクセサリーはこんな感じで揃えました。
レビュー日記はこちら

Trippen bomb
そろそろ、準備。色、形全てが気に入ってます!
購入日記はこちら
楽天で探す→bag1

マルシェバッグ
やはり肩から担げるほうが使いやすい
レビューはこちら

SAKUZAN Donburi
探し続けてた丼ブリ。 これに決定。
ALL ABOUT STYLEストアで発見。
レビュー日記はこちら

野田琺瑯 持ち手付きストッカー
小麦粉と砂糖入れ。
レビュー日記はこちら

アラビア 24h
レビュー日記はこちら

木べら 国産ひのき

小鹿田焼
和にも洋にも合います。 レビュー日記はこちら

Teemaスクエアプレート ブラック
ついに楽天にも入荷!
レビュー日記はこちら

倉敷意匠計画室 オイルポット
レビュー日記はこちら

Oma ガラスプレート
レビュー日記はこちら

産地直送の青森ひばまな板
結局これにしました。
レビュー日記はこちら

アイアンスツール
私も1台買いました!
過去日記こちら

ガスール 粉末タイプ
顔面大掃除にオススメです!
レビュー日記はこちら

岩手 篠竹一尺ざる
手仕事で丁寧に編まれてるのでしっくりと手に馴染む
こんな感じで使ってます。


アラビア:カフェ:北欧コーヒー