アウトレイジ 最終章


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「アウトレイジ 最終章」観てきました。
平日火曜日のお昼間に映画館へ足を運んだのですが
公開1週目とはいえさすがの人気作品、ほぼ満員。
平日の昼間からこれだけ集客出来るのだからすごいです。

監督が雑誌のインタビューで「今回はソナチネっぽい」と話してたので
何、それは観ておかなきゃと「ソナチネ」も前日にしっかり観賞。
実はあの頃の北野作品が苦手でして・・・。汗
思い切って言うとあの頃のビートたけしも苦手でした。汗
ギラギラしていて暴走していて死に急いでるかのような監督自身とその作品たちが
まだ青二才な私には受け止めきれなくて、わざと敬遠しておりました。
(少し前~現在の枯れた「殿」が好きなんです、ハイ。汗)

そして「最終章」観賞。
確かに「ソナチネ」っぽい。細かく言えば違うのだろうけど
過去二作の「アウトレイジ」と比べると明らかに一線を画してる。
流れが違うというか・・・。
ただキャストや監督自身が歳を重ねたゆえ醸し出す、いい意味での「枯れ」が
私にはたまらなく好みでした。

容赦ない暴走を楽しみたいなら「アウトレイジ」&「ビヨンド]
静かなる狂気を味わいたいなら「最終章」といった感じかな。
そして静かなる狂気&ヒリヒリ感なら「ソナチネ」。

素晴らしいキャストが揃う中で私が一番前のめりになったのは
韓国の闇社会を牛耳る張グループの会長を演じる金田時男とその部下・李を演じた白竜。
もうこの二人がスクリーンに現れると、その存在感と威圧感がハンパなかったっす!!
白竜は北野作品の常連でもあるし、こういう役はオテノモノ。
右に出る者はいない状態、ただ黙って立ってるだけで身ぶるいしてしまう姿。
そこに会長演じる金田時男のタダモノじゃないオーラが加わり、もう完全無敵。
すごいです、ほんと!
あるシーンでの睨みなんてもうナチュラルボーンキラーズ(意味不明)。
前作にも出演しており「この人何者?」と調べたら監督の知人って・・・。
全くの素人なんだそうですが、絶対そうじゃないだろと確信してます。汗
今回は出番が多くて嬉しかったです。

あと錚々たるメンバーの中で、引けを取らず素晴らしかったのはピエール瀧。
見事に嫌味でバカな男になり切ってました。
ほんとに憎たらしくてイライラした。笑
この人はそういう才能に恵まれて生まれてきたんだろうなとしみじみ痛感。

塩見三省さんはもう言わずもがな。魂の演技とはこういうことかと。

いきなり「最終章」を見ても楽しめるかとは思いますが、7割ぐらいかなと。
やはり過去二作品で「大友」の気持ちの流れを理解すれば9割~10割楽しめると思います。
「北野作品」というものを楽しみたいなら「ソナチネ」を見てからの観賞を。汗

あのシーンとか、このシーンとか「ソナチネ」を最初から意識して監督は作ったのかなぁ。(ひとりごと)


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2017/10/13(金)
シネマ

きみに読む物語/さざなみ/デッドプール/マグニフィセント・セブン/ネブラスカ/人生は小説よりも奇なり






お出かけネタが出尽くしたのでお家シネマレビュー。
観賞後すぐにメモ書きしたものは長め、そうでないものは短めのレビューとなっております。汗


きみに読む物語
らしくないチョイスだけどライアン・ゴズリングが出てるとあれば見逃すわけにはいかないという不純な理由で見始めたものの、レイチェル・マクアダムスとのメロメロドラマに完全に惹き込まれちゃいましたわ。ただ一番気持ちを持っていかれたのはジェームズ・ガーナーとジーナ・ローランズのおじいちゃんおばあちゃんパート。素晴らしかった。号泣。


さざなみ
≪メモアプリに下書きしたものそのまま添付≫
「愛の嵐」を観た後だったので、いつランプリングが狂気の世界へ走り出すのかとヒヤヒヤしてたけど狂気の世界、過去の記憶に囚われていくのはまさかの夫( トム・コートネイ)だった。
老いと病でモウロクした夫が夢見心地に暗黙の了解である「夫婦のルール」を犯したのがそもそも。
このランプリング演じる奥さんは夫への愛情が強い分、45年という歳月の重みが加わりものすごく反動が大きかった。夫はその愛情に甘えてるのか、それとも「老い」による思考力低下なのか、奥さんへの配慮が微塵も無い。ま、だんだんと冷静になり理解できてきて必死に挽回しようとするも完全に手遅れ。ラストのランプリングの表情と行動が、その大きかった反動すべてを物語ってる。このラストを観るだけでも価値がある。ランプリングの名演。

***********

≪加筆≫
素晴らしく後味の悪い作品(大賛辞)。この夫婦の未来はどうなるのか、観終わって随分経つのにあれやこれやと考えてしまう。こんなに引きずる作品はそう出会えない。何度も言うけど決して後味は良くないのだけど傑作。ランプリングはもちろん夫役のトム・コートネイもすごい。ベテランの名優二人だからこそ成し得た作品だと思う。


デッドプール
ライアン・レイノルズにそんなに食指が動かなくて未見だったのですが、ごめんなさい!めちゃくちゃ面白かった!サイコー!アクション申し分なし!音楽もカッコイイし映画館で見なかったことを後悔。「2」は絶対映画館で見る!


マグニフィセント・セブン
開始5分でピーター・サースガードが悪役で出てきて「またお前か!」ってなった(歓喜)。私にとって香川照之的存在となりつつある。しかしサイテーな役がほんと似合う。うまいわ。さて本編。ちょっと長く感じた二時間半。ベースとなった黒澤作品「七人の侍」をがめちゃくちゃ長いんだもん、しょうがない。デンゼル・ワシントンは姿が良い。大変良い。スタイルがいいから何をしたって様になる。痛快でアクションも申し分ない。スカッとしたい時にオススメ。


ネブラスカ
心に沁みる作品でした。観てよかったと心地よい余韻が静かに広がっていく。主演のブルース・ダーン(ローラ・ダーンのお父ちゃん。アカデミー賞授賞式では親子で出席していて微笑ましかったな)が名演だったのに加え、他のキャストもみな素晴らしかった。映画ではあまり見かけない息子役のウィル・フォーテが特に。コメディアンだそうで、そうは思えない静かで穏やかな演技に魅せられました。あと妻役のジューン・スキップも。口は悪いが実は夫を愛してる愛嬌のある妻を怪演。派手な演出もない親子の人生、特に呆けてしまった父親の人生を振り返るロードムービー。って聞くと淡々としていてつまらないイメージだけど、それを見事に覆す。人間の「業」という嫌味なスパイスを面白おかしく効かせ飽きさせないアレクサンダー・ペイン監督の手腕に脱帽。


人生は小説よりも奇なり
アルフレッド・モリナとジョン・リスゴー,という間違いないキャスト。映画館で見たかったのだけど観に行けなかった・・・。39年連れ添ってきた画家のベンと音楽教師のジョージは念願叶って結婚したものの、直後から様々な問題が勃発する。この二人のベテラン俳優だからこそ嫌みなく愛らしい。ラストは救われないようで救われるけど何とも言えないたまらない気持になります。階段の踊り場で静かに涙する甥っ子クンの姿はもう涙が止まりませんでした。彼が二人の生きざまに接して感じた気持ちが少しずつでも周囲に広がっていけばいいのにと思わずにはいられませんでした。良作。おすすめです。


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2017/09/22(金)
シネマ

新感染 ファイナル・エクスプレス


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「新感染 ファイナル・エクスプレス」を観てきました。

怖いのは苦手なのですが電車という縦長密室で
どうやってゾンビ映画を撮るのか、怖い以上に好奇心が勝ち
公開されるや否や観賞して参りました。

面白かった!

公開ホヤホヤなのであまり詳細は書きません。とにかくちょっとでも気になったら映画館に足を運んで損は無いです!「そんなアホな」とツッコミたくなるゾンビ映画ならではのジレンマとご都合主義が多少はありますが、それ以上に見どころ満載&人間愛に溢れた作品となっており、少々ベタな演出とわかりつつも思わず涙せずにはいられませんでした。こんなに愛に溢れたゾンビ映画観たことない!!

これだけ数多くのゾンビ映画が量産され、これまでにないアクションや演出を生み出すことが困難な中、この「新感染 ファイナル・エクスプレス」では前評判通りの「新しいソンビ映画」の「新しいソンビアクション」をみっちり楽しめました。私は「ソンビ雪崩」と勝手に呼んでるのですが(汗)、これがもう、ものすごい迫力で襲いかかってきます。この「ゾンビ雪崩」を観るだけでも価値ありかなと。次から次へと仕掛けてくるヨン・サンホ監督のゾンビアクション演出に完全に参った状態でした。

あと一番心配だったグロ画像は控えめでビビリな私でも全然大丈夫でした。

ハラハラドキドキの約2時間ノンストップサバイバル!面白かったです!


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2017/09/02(土)
シネマ

ベイビー・ドライバー


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8月も終りが見えてきたというのにまだ一度も映画館に足を運んでいなかった。
いや運ぶことが出来なかったというべきか。
私にとって魔の8月。それを追っ払うようにスカッとする作品をチョイス。

「ベイビー・ドライバー」

予告編を観たときは主人公演じるアンセル・エルゴート君(父アーサーはあのヴォーグのカメラマン)にそれほど魅力を感じなかったのだけど音楽とそれにシンクロするかのような、これまで観たことないカーチェイスに心は惹かれていたのです・・・が、どうだろ・・・う~ん・・・と決めかねていた時に「タランティーノがカーアクションのアイデアをくれた上にジェイミー・フォックスに電話して『この作品に出るべきだ』と言ってくれたんだ」とTVブロスのインタビューでエドガー・ライト監督が話してるのを読んだのが決定打となりました。

そしてそれは大正解。冒頭6分のカーチェイスで私の心は鷲掴みにされました。アンセル・エルゴート君に恋に落ちてしまったのであります。魅力ないとか言ってほんとにごめんなさい。スクリーンの中のアンセル君は時に男前、時にキュートでもう目が離せない。ベイビーなフェイスとやってることのギャップ!たまりません!大好物です。しかも身長191cmあるので動くと、特に町中でダンスしたり走ったりするとすごく映えるのです。美しいんです。あ~語彙が乏しくて悔しい~。とにかく観てほしい!

そして音楽!BGM?映画のわき役?なんていう映画における音楽の概念が覆ります。音楽とアクションがシンクロしてるんです。それもすごく細かいところまで!鳥肌モノです!音楽がキャストの一人となっていました。

主人公のベイビーは有る事件がきっかけで耳に障害を持ってしまうのですが音楽がそれを助ける役割を果たしているのです。常に耳にはiPodのイヤホンがあり完璧なプレイリストを揃え、それにより天才的なドライビングテクニックを発揮し逃がし屋を仕事としています。それは修羅場をくぐりぬけてきた悪党たちも認めるほどなのですがベイビー本人は可愛い恋人と出会い、その世界から抜け出したいのだけど・・・。

と、カーアクション+青春映画となっていまして若い二人がキラキラはじけ輝くのをケビン・スペイシー、ジェイミー・フォックスらのいぶし銀なベテランたちがしっかり支えてる構図というのがこれまた素敵。ケビン・スペイシーがいいんだわ(涙)。あとジェイミー・フォックスはこういう役のほうが似合うよねー。笑

ストーリーは前半がとてもテンポよく軽快な分、いや軽快過ぎた?その分中盤が少々中だるみしちゃうのと、あと結末が私的にはあまり好みじゃなくて・・・。楽しめたのは楽しめたんです。ほんとに大好きな作品。もう一回おかわりしたいぐらい。ただこれはもう好き嫌いの問題で・・・。汗 ネタバレになるので詳細は書きませんが世間はそんなに甘くないぞと。ま、青春映画として観るならこの結末がよかったのかなとも思ったり。



私が恋に落ちた6分間です。どうぞ。
かっこええぞぉ~。


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9月10月も観たい作品が目白押しで悩ましい。
2017/08/28(月)
シネマ

ジョン・ウィック チャプター2


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「ジョン・ウィック チャプター2」を観てきました。

最高!最高!最高!
キアヌ52歳、アクション張り切りすぎ!最高!

実は白状しちゃうと前作「ジョン・ウィック」は劇場に足を運んでおりませんでした。
「アクションもの?どうせ同じようなもんばっかりしょ?」と軽く上から目線
さらにキアヌの代表作「マトリックス」がどうしても響かず(全作見たけど)
食指が動かなくて私のキアヌ代表作は「スピード」で充分と思い込み
劇場スルーしちゃったのでした。汗

が!が!

先日テレビ放映されていた「ジョン・ウィック」を
ちょいと見てみましょうかと見たところ軽く上から目線の私は
完全KOされたのであります。(謝罪)

という流れで観賞してきた「ジョン・ウィック チャプター2」

殺し屋家業から足を洗うほど惚れぬいた奥さまが病死。その奥さまからのプレゼントである犬をロシアマフィアのボンクラ息子に殺され愛車を奪われ絶望につぐ絶望で復讐を誓うジョン、というのが前作のお話。このチャプター2はそのあとスグの出来事。裏の世界ではあらゆるミッションを完璧にこなすジョンは引っ張りだこなんです。復帰(?)を知ったイタリアマフィアが早速依頼を持ちかけてくるも、そんな意志など毛頭ないジョンはその依頼をあっさり断っちゃうんです。が、当然マフィアの怒りを買い奥さまとの思い出が詰まった家ごとフッ飛ばされてしまうという・・・。裏の世界の掟というルールもあって仕方なく依頼を受けるジョンなんですが・・・

というのがだいたいのあらすじ。

ストーリーは前作同様至ってシンプルに。そして前作のヒットに調子に乗って、より壮大なスケールにしたり、より派手なアクションを入れたりせず前作のトーンを変えなかったのが「シリーズものは成功しない」というハリウッドのジンクスを見事にはねのけた勝因かと。

そして最大の見せどころのアクション。これがまたすごいんだってば!「ガン・フー」っていうの?詳しくないのでうまく説明できないけどこれまでのアクション映画のそれと似てるけど・・うん?なんか違う・・・同じじゃない!独特のアクションスタイルで近接実践用シューティングスタイルっていうのかな。柔術で相手を絡め取り手元で確実にヒットする。もうこれが徹底してる。息をするのも忘れるほどアクションの波が押し寄せて、こういうの好きな私は「もう溺れてもいい~」状態。スタントの90%をキアヌ本人がやってるのがこれまたすごい。一時激太りしたとか寄行が目立った彼だけど前作では4ヶ月間1日8時間の訓練を積み完璧にスピーディーなアクションをこなしております。今作も同様。公開直前にアップされたメイキングではその一部が見れちゃいます。



ドリフトも自分でやってたなんて・・・すごいわキアヌ。

そしてどうしてこんなに完璧なアクション、素敵なキアヌが全編を通して満載かと言いますと監督がアクションスタント出身のチャド・スタエルスキって人なんです。キアヌのスタントダブルを昔からやっていて、その作品は「ハートブルー」に始まり「マトリックス」「マトリックス:リローデット」「マトリックス:レボリューションズ」「コンスタンティン」・・・。もう旧知の仲なんですね。故にキアヌをどう撮ればかっこいいか100%熟知してる。またこうして数多くの作品をこなしてるのでスタントだけじゃなくスタントコーディネーターとしての腕も確かとくればアクションシーンが素晴らしいのも言わずもがな。

脇を固めるキャストも素晴らしいです。前作もすごかったけど今回も。まずは「コンスタンティン」つながりでピーター・ストーメア、「マトリックス」つながりでローレンス・フィッシュバーン、そしてフランコ・ネロまで!前作に引き続きジョン・レグザイザモもちょこっと。これまでの関係が良好な上にキアヌと監督の人柄もあってこそ、これだけのキャストが少しの登場シーンだというのに出演OKしちゃうんだろうなぁ。そいでもってこの重厚なキャスト陣が揃いも揃って「ジョン・ウィックを怒らせたのか!」とかビビったり、彼に敬意を払うもんだから「ジョン・ウィックすごいヤツ」感が高まる!高まる!

あと殺し屋の世界がちょぃ「キングスマン」っぽくて面白い。殺し屋専用ホテルがあったり(そこでは絶対仕事、殺しはしちゃダメという掟がある)、武器専門のソムリエがいたり・・・そういうクスクスと笑えちゃうシーンもあって、とにかくモロ好みな作品!アクションものが大好きな方にはかなりオススメです!なんせキアヌ・リーブスがカッコイイ!「スピード」のころより「マトリックス」のころよりずっとずっと色気があって素敵です!!

「チャプター3」の製作も決まってるとか。早く見たい!!!



前作の「ジョン・ウィック」。
見なくても楽しめるけど
断然見たほうがイイ!!!



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2017/07/29(土)
シネマ

ライフ 【シネマレビュー】


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映画「ライフ」公式サイト

観賞前:既視感満載のよくあるエイリアンものでしょ。ま、でも大好きなJジレンホールだから見ておこうか。
観賞後:ちょ!配給会社、何でもっと大々的にPRしないんだ!エイリアンの廉価版と酷評されてるからか?それ本当か?めちゃくちゃ面白いじゃないかー!!!怖いじゃないかー!!!

というわけで「よくあるエイリアンもの」と高を括ってた私は作品のキャッツコピーよろしく見事に「砕かれ」ました。汗

監督はダニエル・エスピノーサ。スウェーデン出身で2010年に発表したスリラー映画「イージーマネー」が本国でヒットしハリウッドへ。最近ではトム・ハーディ主演の「チャイルド44」、少し前だとデンゼル・ワシントン主演「デンジャラス・ラン」を手掛けています。申し訳ないですがいつもの勉強不足で監督についての知識ほぼ皆無でした。脚本は「あのデッドプールを手掛けた」という謳い文句なのですが、すいません・・・これまた「デッドプール」も未見でして・・・。

でも、毎回言い訳みたいに言うてますが(汗)
この下調べの無さ、前もって情報を入れないズボラな性格が功を奏して全くの平常心で観賞出来たのが今作品を観る上での最高のスパイスになったのかも知れません!汗

前回観賞した「メッセージ」同様、舞台はそう遠くない未来。地球外生物と出会う人類。つまり「未知なるもの」との対峙がテーマ。

ただし!ベクトルが全く違う!

ヴィルヌーブ監督の「メッセージ」が「未知なるものに対してドアを開けるような勇気が持てる作品」に対してこちらは「人類への警告」。そうやすやすとドアを開けるなと、警戒しろと。接触するなら敬意を払えと。

作品自体は先にも書いたように目新しさはありませんが、監督のリアリティの追及(宇宙船内はすべてセットでグリーンバックは使ってないと真田広之インタビューより)、とにかくテンポの良い無慈悲で(賛辞)皮肉を交えた見事な脚本、キャスト陣の名演・・・これでそんな悪評はすべて覆ります!

宇宙での密室パニックホラー映画とでも言うべきか、ただしこの作品にはスーパーヒーローが居ないんです。リプリーもシュワちゃんも居ません。フツーの人VS地球外生物。「ダイ・ハード」ならフツーの警官がミラクルを起こしてワクワクの展開が・・・きっとこれもそうよね・・・なんて思ってたら無慈悲!先の読めない展開にハラハラ!何が「目新しさが無い」だっつーの!(熱くなってしまった。映画の感想は十人十色ですもんね。汗)

6人の登場人物のそれぞれの自己犠牲のタイミングにも注目です。よくある「私が囮になって・・・」ってやつです。これが六人六様で、それぞれのバックグラウンドをほんのり感じさせながら地球外生物「カルビン」(地球の人たち、ノーテンキだから素敵なお名前まで付けちゃう)の餌食となっていくわけです。最も「カルビン」と近しい人間だった宇宙生物学者はもう完全に「盲目の愛」状態。すごいです。そこまでやるかと。仲間はどうなるんだと私なんかはハラワタ煮えくりかえり状態。「あれは生きるためのカルビンの本能なんだ」とかのたまうんだけど、やりすぎだろカルビン!

ま、でもカルビンにしたら人間の身勝手で無理やり冬眠から、眠りから目覚めさせられるわけで・・・。いきなり電気ショックとか、そりゃ怒るよね、いやそれでも・・・と観終わった後も人類の対地球外生物への接し方(?)に色々考えさせられます。つーか、最近この手の作品が多いけど、ほんとにそう遠くない未来にNASAとかから「実は~地球の外にも~生命体がいまして~」みたいな発表があるんじゃないかと真剣に考えてしまう。汗

そしてラスト!同じく宇宙密室パニック映画のあの作品を彷彿させる描写、風景・・・このまま美しいラストなのね・・・と思ったら大間違い!見事に、完璧に、裏切られます!カルビンの成長が、特に頭脳の成長は昨今話題の「AI」における暗黒面を示唆してるんじゃなかろうかと(考え過ぎ?)怖くてゾッとしました。

Jジレンホール目当てで軽い気持ちの観賞でしたが、そんなの忘れて作品の世界にすっかり捕り込まれ、観賞から丸一日経った今、ジレンホールじゃなくカルビンのことが頭から離れません。汗 監督のこれまでの作品はもちろんデッドプールもしっかり観たいと思う次第。ちなみにジレンホールとエスピノーサ監督は米国のアナーキストたちを取りあげた、ローリングストーン誌の記事が原作となった作品で再タッグを組むとか。楽しみです。

ただひとつ理解できない、というか疑問に思ったのはエンディング曲。なぜあんなポップな曲なのか?音楽に詳しくないので、監督の意思が読み取れず、そこだけが悶々としています。検索しまくったけど不明。監督のインタビュー記事とかほとんど皆無。もっぱらヒロくんばっかりで・・・。汗


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2017/07/12(水)
シネマ

パトリオット・デイ 【シネマレビュー】

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映画「パトリオット・デイ」 公式サイト

予告編を初めて観た時の私。

「最近マーク・ウォルバーグ頑張ってんなぁ~。しかも実話モノばっかり。また同じ・・・ような・・もの・・・ん?あれ??ジョン・グッドマン出てるの!?」

大好きなジョン・グッドマンをチラ見せされたら、そりゃもう気になって仕方ない!それまでは次、観に行くとしたら「ローガン」かなぁ~とサーパト(パトリック・スチュワート)好きだし・・・なんてうっすら考えてたのですが、ここに来て「パトリオットデイ」がグイグイと上昇してきたのであります。

が、しばらく映画館から足が遠のいてジョン・グッドマンのこともサーパトのことも東京旅満喫して脳ミソから飛んで行ってしまってた6月前半。ところが一昨日映画好きの友人が「あれ(パトリオットデイ)、ケヴィン・ベーコンも出演してるねん!」という情報が私の映画観たい欲を再点火!

そこに使用期限の迫ったパークスシネマの割引クーポン・・・。

ということで作品情報については「ボストンマラソン爆破テロ事件の102時間後」「実話」ってことのみ。キャスト優先での観賞となりました。汗
(ま、いつものことか。汗)

キャスト目当てだった私ですが上映時間133分という長丁場にもかかわらず時間を忘れて最後まで見入ってました。リアリティを徹底追及し爆発現場となったボイルストン通りを実寸大で再現。通りに敷き詰められたタイルは同じ花崗岩のものを使用しガムの後や汚れまで寸分違わぬ精度に仕上げた上に、実際のボストンマラソンの会場でも運営側の全面バックアップの元、撮影が行われたという。その甲斐あって素晴らしく堅実な実録映画に仕上がっています。テロが多発するこの時代だからこそ見ておいてよかったなと思える作品でした。

途中主人公のセリフで「悪と悪魔に戦えるのは愛だけ」という、普段ならクサイ台詞だと笑い飛ばしてしまうところなのですが、この作品ではもうこれに勝る魂の言葉は無いと目頭が熱くなるのです。内容についてはネタバレになるのでこの辺で止めておきますが、秀作でした。

SNSなんかのレビューを読むとラストの実在する人たちのインタビューが余計だったという声があり確かにちょっと尺取り過ぎ感は否めないけど、あれがないと閉まらないというか・・・。主人公夫婦以外はすべて実在の人物ってのに説得力持たせなきゃいけないし、ま、でもちょい長いかなとは・・・。汗

そしてそしてキャスト陣ですがジョン・グッドマンが痩せてた・・・。ちょいショック。あのぽっちゃりボディが素敵なのに。きっと健康面のことを考えてシェイプアップしたんだろうけど。で、「ファッキンテンポっ!」のJKシモンズも出てきてビックリ。え?出てたの!?と思わず前のめり。激シブな署長をきっちり演じて出演シーンはそんなに多くないけど素晴らしい存在感を放っておりました。タバコを吸いながら運転するシーンとかたまらんかった!

で、私的に一番胸キュンしちゃったのがベーコン!ケヴィン・ベーコン!ちょっと神経質な感じを漂わせ、あのスタイルで細身スーツを着こなし眼光鋭く今にもフットルースを踊りだしちゃうんじゃないかと別の意味でドキドキしちゃいましたわ!いいよね、ベーコン!最近では「コップ・カー」を観たけど、あの時はタンクトップ姿でやたら悪ガキを追いまわしてたけど、やっぱりスーツ!インテリっぽい役のほうが、この人はより一層魅力を発揮する・・・と勝手にほざいちゃってます。汗

予告編を最初に観た時に思った「マーク・ウォルバーグ、また実録モノ」というのは今作品監督のピーター・バーグとは「ローン・サバイバー」(2013年)、「バーニング・オーシャン」(2016年)と、実録モノタッグ三作品目。そういうことだったのかと納得。「ローン・・・」は観たけどとても面白い作品でした。「バーニング・・・」もレンタルが始まったら観てみよう。


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気になってる映画。
「新感染」は何とかして劇場で見たいなと。

2017/06/26(月)
シネマ

メッセージ 【映画レビュー】


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映画「メッセージ」 公式サイト

「複製された男」の公開時のインタビューで「ずっとSFを撮りたかった」と語っているドゥニ・ヴィルヌーブ監督。
本作「メッセージ」で夢が叶ったというだけあって、ほぼ1年遅れで公開される日本にまでPR活動のため来日した。
(宇宙船のフォルムは「ばかうけ」の影響を受けたとか言わされちゃってるけど。汗)
ファンとしてはそこまでやってくれる監督のためにも(?)映画館に足を運ばなきゃならんでしょ。笑
何より実際にどんなSF作品に仕上がってるのかただ純粋に興味を引かれたから。
だって、これまでの彼の作品に「SFっ気」なんて、ほぼ皆無。
どんなヴィルヌーブ流SFになっているのか・・・。

で、観賞してきたわけですがこれが、とんでもなく素晴らしい作品でありました。

ハリウッドによくあるド派手な戦闘シーンのような見せ場はありません。それとは全くベクトルが違っていました。原作となった小説のタイトルは「あなたの人生の物語」、原題は「Arrival」。映画のラストにこの原題が現れた時は涙と同時に感動が広がっていきました。人との出会い、対話、喜び、憎しみ、未知なるものへの恐怖と好奇心・・・生きてる上で経験する様々な人生の「パーツ」が凝縮された素晴らしいSF映画でした。

もちろんSF映画としてのエンターティメント性もちゃんとあります。未知なる者との遭遇シーンはとても丁寧に緻密に描かれており、スリルと感動を同時に味わえました。「観客には全部を明かさないようにしつつ、それでも理解してもらうという、情報量のバランスをはかるのが難しい作業だった」と監督談。見事な脚本でした。隙がない。この難しい題材を他の監督がやっていたらどうなってたかと、いつもならそっちを観たい気になるのですが、今回ばかりはヴィルヌーブ監督以外では見たくないという気持ちになりました。そしてそこにこれまたヴィルヌーブ作品ではおなじみのヨハン・ヨハンソンの音楽が更に追い打ちを掛けてきます。未知なるものへの恐怖心をあの音で巧みに表現しているのです。

あと映像も言わずもがな。今回撮影監督はブラッドフォード・ヤング(ロジャー・ディーキンスは監督の次回作「ブレードランナー2049」で撮影担当)。彼が撮った宇宙船の初登場シーンは今、思い出しても鳥肌が出ます。ファーストカットは自然の中に浮かぶ宇宙船。空と流れる雲、山と・・・とても美しい光景に見惚れて感動してしまうのですが、「え?ちょっと待って。これどうなってるの??」と人智を超えた巨大宇宙船の大きさを理解した途端に感動は恐怖に変わるという見事な撮影カットなんです。このシーン、作品の序盤なのですがとても印象に残り忘れられませんでした。

ヒロインを演じたエイミー・アダムス、素晴らしかったです。カメラで彼女のワンショットと撮り続けるシーンが多いのですが、その表情が見る見る変わっていくのです。その表情で目の前にいる宇宙生物の動き、己の心情などなど、ありとあらゆる情報を観客に正確に伝えるのだからほんとに素晴らしい。大空真弓に見えてしまってそんなに好きではないのだけど(汗)改めて多くの有名な監督が彼女を起用するのに納得。

「未知なる何かに対して扉を開けるような、そういう強さをもった映画を作れるといいなあ」という監督の言葉。正にそんな作品。観終わった後は何度も見返したくなる爽やかなモヤモヤ感と感動に包まれます。そしてほんの少し強くなった自分を感じれる傑作でありました。


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2017/06/01(木)
シネマ

ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー リミックス


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「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー リミックス」観てきました。
映画館で観賞しなかったことを激しく後悔した前作の公開から約3年。
待ちわびてた続編がついに!

(観る前に期待値を上げ過ぎると大概肩すかしを食らうので)
イカンイカンと思いつつも期待値上がりまくりでの観賞となりましたが
↑の画像を見てもらってわかるとおり
このドケチな私がパンフレットを買っちゃうほど(しかも豪華版!)の傑作でございました!
これからご覧になるみなさま、どうぞご心配なく期待値アゲアゲで
映画館へ足をお運びくださいませ!

もうね、いきなりOPシークエンスで心鷲掴みされちゃいました!
ベイビーグルートが超絶カワイイ!
あそこだけでも三回おかわりしたい!今すぐにでも見たい!汗

ストーリーは前作よりも深みが増してるというか
「家族、親子、絆」をテーマにしていて
不覚にも、とあるシーンで泣かされちゃいましたよ。ほろり。

笑わせて泣かせてキュンとさせて、音楽、映像もすばらしくカッコ良くて
前作よりも遥かに上回ってるクオリティの続編作り上げる監督ジェームズ・ガンは天才やね!
自分のやりたいこと、観客に見せたい物のビジョンがしっかり持っている人なんだということが
脚本はもちろん舞台セット、衣裳、メーク、音楽etc・・・すべてから伝わってきました。

テレビブロスのインタビュー記事より。
監督は幼い頃「バックトゥザフューチャー」「レイダーズ」「SW」のような
底抜けなくらい楽観的な気分にしてくれる徹底したエンターティメント作品が大好きだったそうです。
しがし現在、それをクールじゃない風潮になってきており
アイロニーとかシニカルな視点を取り入れて斜めに構えちゃってると。
そこで徹底した娯楽主義を取り戻したいと、この作品を作ったそうです。

その言葉どおり、最後の最後まで、エンドロールまで楽しい作品に仕上がっています!
徹底した娯楽主義を貫いてます!

あと、とにかく音楽と映像の合わせ技に唸っちゃいます。
前作同様に、いやそれ以上に70~80年代の洋楽ヒット曲の使い方がとにかくカッコイイ。
このシーンに、この音楽合わせてくるの?って。
でも見事にがマッチしてるんです!

あーもう最高でした!
ブルーレイ発売されたら買っちゃうな・・・。汗
だってベイビーグルート、何度でも観たいんだもん。

第三作は2020年に公開予定で
監督とメインキャストの続投は決定してるんだとか。
早く観たい!!!


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2017/05/19(金)
シネマ

グレートウォール




「グレートウォール」を観てきました。
全く観る予定じゃなかったんだけど大好きなウィレム・デフォーが出演してると知り急遽。故に、というか毎度のことですが下調べも予備知識も無く観賞とあいなりました。

これが予想以上に面白かった!好きなやーつ!

手早く言うと万里の長城にモンスターが襲ってくる、それを人間が迎え討つというだけ!(笑)ただそれだけなのに「魅せるアクション」と小気味の良いテンポで傑作に仕上がっておりました。チャン・イーモウ監督って、こんなテイストだっけ?彼の作品「HERO」「LOVERS」を観てるけどもベクトルが違う。私は断然こっちのほうが好き!

映画のシンボルが巨大建造物・万里の長城というド迫力ビジュアル、そこに圧倒的数の暴力で襲いかかるモンスター!それを迎え撃つバトルアクション!爆破!ガンガンぶち込まれる剣!槍!弓!炎!巨石!最後はバンジー!
これは感動歴史大作映画じゃなく、B級バトルアクション映画なのでありました!(大好物)
途中マッドマックスV8よろしく「ヒャッハー!」って何度叫びたくなったことか!

帰宅して早速作品について調べてみると
原案はブラピ対ゾンビでおなじみ(?)「ワールド・ウォーZ」のマックス・ブルックスと「ラスト・サムライ」のエドワード・ズウィック、脚本が「ボーン・アイデンティティ」のトニー・ギルロイ(先日観賞「キングコング」脚本「ナイトクローラー」監督脚本を手掛けたダン・ギルロイのお兄ちゃん)と知って、なるほど納得。わかるわかるシーンがあちこちに。いい意味でイーモウテイストが薄まった?ロマンスとか恋愛とか持ち込まないギリギリの感じが逆に好感が持てました(イーモウ脚本なら絶対ロマンスあったでしょ)。

あと更に私が興奮したのがアンディ・ラウまで出てきて人海戦術攻撃&防御という、これまた私の大好きな作品「レッド・クリフ」的サムシングがちりばめれて、とにかく最高!

もちろんマットはマット史上最高にデイモン。安心して観られるアクション。かっこよかったです。しびれます。女将軍も強くてかっこいいし、この二人の間にギリギリ恋愛を持ち込まないのもまた良くて・・・。マットの友達役は生田とーまくんに見えて仕方なかった。
気づけば当初の目的デフォーは・・・安定のクズッぷり。(笑)ネタバレになるので詳細は書けないけどわずかな出演場面ながらもさすがの存在感。ファンとしてはどんでん返し的見せ場が欲しかったなと。汗



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2017/04/20(木)
シネマ

キングコング 髑髏島の巨人【シネマレビュー】




「キングコング 髑髏島の巨人」観てきました。

いやぁ~もう最高でした!これぞエンターティメント!
私の好きなモノがギュウギュウ詰めの玉手箱。
前回の「お嬢さま」以来1カ月ぶりの映画観賞だったのでハズセナイ、ハズシタクナイ。
数ある観たい作品の中から慎重に慎重を重ねて「いざ映画館へ」。
これが大正解でありました!
見どころが多すぎて何から伝えればいいのかわからない小田和正状態に陥ってます。汗

まずはこのポスターから(↑)・・・最高。
いつも日本版のポスターってケチョンケチョンに罵倒されるデザインなんだけど
今回、このキングコングに関しては「おい!どうした!やればできるじゃないか!と賞賛の嵐。
作品への期待感を煽りつつ、昔からのコングファンを喜ばせるレトロ感も織り交ぜつつ
コングの躍動感これでもかっっ状態・・・という最強のポスターなんじゃないかと。

そして本編がこれまたこのポスターで吊るしあげられた期待値を見事クリア!それも大幅に!

監督はジョーダン・ヴォート=ロバーツ・・・と言われても勉強不足で彼についての情報皆無でしたが観終わった途端、即スマホで検索!帰りの電車はずっと彼について調べちゃいました。今作品で長編2作目だとか。信じられない。脚本は3人居て、そのうちの一人は「ナイトクローラー」のダン・ギルロイ。故に面白いのは納得なんだけど、もう怪獣に次ぐ怪獣で約2時間全く飽きない!飽きさせない!次から次へと繰り出される仕掛けに興奮しっぱなし。もう楽しいの何のって!よくぞこんな作品を作ってくれたなと観終わった後は監督に感謝。今まで監督のこと知らなくてゴメンね。汗

監督のイメージはこれまでのコング映画と「地獄の黙示録」をマッシュアップさせたかったとテレビブロスのインタビューで答えています。なるほどー。舞台は現代ではなく1973年ごろに設定。グーグルアースもない時代、故にコングが生存する髑髏島=未知の島というイメージがしっかり説得力を持ち妙な違和感も感じず、この世界にすんなり入り込めた気がします。監督、お見事!

あと撮影の仕方もデジタルに頼らず、ベトナム、ハワイ、オーストラリアでのロケを中心にし1970年代に準じたそう。「ロケだからこそ生まれる臨場感や生々しさを大切にしたかった」と監督。「夕焼けの中でヘリを飛ばしてみたかった」とも。どんだけ「地獄の黙示録」に感化されてんだ!笑 それから日本のアニメなども大好きでところどころにそれを感じさせるアクションや小道具が盛りこまれ、これまた監督、お見事!特にトム・ヒドルストンの最大の見せ場である、あのアクションシーンは最高にカッコよかった。あのシーン、もう一回観たいわ!

さてキャスティングですが、これまた最&高でありました。まぁ元々大好きなサミュエルLジャクソンとジョン・グッドマンが出てるってだけで「絶対観るリスト」に入ってたわけで・・・サミュエル(VS キングコングのガンの飛ばしあいは必見)とジョングッドマンの憎めない愛らしいお顔立ちが一緒に拝めるってだけでも有難いのに、そこにまさかのジョンCライリー!もう首根っこをガッチリ抑えられてる脇役固めキャスティングでしょ!これは!んでもってそれぞれのキャストのチャーミングさをしっかりわかった上での演出も憎い!(サミュエルに至ってはあの言葉を最後まで言わせない!笑)

そして主役のコングですが、今回もヤツは美女に甘かったんであります。これまでの数あるコング作品でヤツはいつも美女にだけは甘い、弱い、そしてそこを敵に利用されて負けちゃう。特に76年版でのヤツの失態っぷり(ジェシカ・ラングがとにかく色っぽい。コング相手に色目使っちゃう)を強烈に覚えてる人間としてはもしや今回もこいつは美女のせいで・・・と思いきや!・・・この先はネタバレになってしまうので続きはぜひ映画館で!

あとエンドロールが流れても絶対席を立たないで!


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「コクソン」「グリーンルーム」も観たかったのだけど
夜一人になっても怖くないやつというのが必須条件でした。汗


2017/04/13(木)
シネマ

お嬢さん





「復讐者に憐みを」「オールドボーイ」「親切なクムジャさん」復讐三部作でド肝を抜かれた人間としてはパク・チャヌク監督の最新作を観に行かぬわけには参りません。今回は一体どんなイリュージョン(?)を見せてくれるのかと、上げてはいけない期待を抑えきれず早速「お嬢さん」鑑賞してきました。

えーと、パク・チャヌク監督、やりたい放題でした。汗

誰とでも観に行ける、誰と観に行っても楽しめる「ラ・ラ・ランド」からの、誰と観に行けばいいのかわからない、誰とも一緒に観に行けない「お嬢さん」でありました。(町山さんはものすごく悪い女友達、女同士で行くのがいいって。笑) この高低差、ハンパなかったです。汗

男性に虐げられてきた女性の開放がメインテーマかな。それが「精神的」だけでなく「身体的」にも関わる開放だもんだからR-18なわけも大いに納得ってやつです。はい。いや~ほんとすごかった、色んな意味で。この暴れん坊な作品を野に放った韓国映画界を褒めちゃいたくなります。

キャスティングで言うとお嬢様のメイド役を演じたキム・テリが文字通りの体当たり演技で、これが映画初出演とは後で知って驚愕しました。1500人のオーディションを勝ち抜いたというだけあって素晴らしかったです。特に目ヂカラ。大きな目でこの難役の心情を観客の心に訴えてきます。大胆なラブシーンが取りざたされがちだけど、いやいやそこじゃない。この子、何か違うと光るものを感じました。きっとこの先いろんな作品で彼女を目にすることがあるんじゃないかな。もちろんメインキャストの他の三人も同様に素晴らしかったです。

ただやはり復讐三部作と比べると少々物足りない、シテヤラレタ感が弱く感じてしまうのも確かで・・・。途中まで私も見事にチャヌクの、お嬢さんの術中にハマってしまうのですがラストにもうひと捻り欲しかったなと・・・んだらば、チャヌクはそのへんもお見通しでしたわ。汗 テレビブロスの取材インタビューで「復讐三部作は、むなしい結果をわかっていながらも復讐を遂行するパターンでしたが、今回は利益と満足感が得られる復讐なのです」とチャヌク。はぁ~それで敢えてのあのラストなのね。う~んでもやはり私の好みは前者で、そちらに感情移入してしまうのです。ひねくれてるのかしら?汗

と、物足りないだ、ひとひねり欲しいだ、なんだかんだ言ってますが、こうして観終わって時間が経過してるというのに気付けば「お嬢さん」のことばかり考えてるではありませんか!後からじわじわと余韻が襲ってくる、これがチャヌク作品の醍醐味なのかもしれません。事実、上映時間140分という長丁場だのに、一度も時間を気にしなかったのであります。万人にお勧めできる作品かどうかは胸を張って言いづらいけど、良い意味でも悪い意味でも「しこり」を残す作品だと思います。チャヌク監督に翻弄されたい方はぜひ!笑

あ、あと映像もとても美しく素晴らしいです。韓国ではフィルム現像所がなくデジタル撮影をせざるを得ないんだそうですがフィルムの質感を目指した監督のこだわりがすごい。フィルム以上にフィルムらしい作品に仕上がったと監督も自負してるぐらいです。和・洋・朝鮮のエッセンスを織り交ぜたエキゾチックな美術はそれだけでも一見の価値ありなんじゃないかと。キム・ミニ扮するお嬢様の衣装も素敵なので要チェックです。



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「チェイサー」「哀しき獣」のナホンジン監督の「コクソン」
國村さんだから観たいけど怖いの苦手なんよなぁ。
あれスクリーンで観れるやろうか。でも観たい。でも怖い。でも観たい。汗

2017/03/10(金)
シネマ

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ぶつぶつぶやき

DOORS

雑貨etc・・・

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zipper bags L kikkerland
ジップバッグが進化してる!可愛い!


珪藻土バスマット
いい買い物出来ました!
※商品購入レビュー日記はこちら

MYSTERY RANCH BOOTYBAG
リュックが欲しくてアレコレ悩んでここに辿り着く

アルガンオイル・オーガニック/50ml



カットトマト缶×24個
いつもより安い店発見!



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GRAMICCI ライトデニム

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KANEAKISAKAI POTTERY

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ボアのインソールが温かそう!

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お値段もお手頃なのが◎

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ドイツのランドリーブランド「Freddy Leck sein WASCHSALON」。容量大&2WAY&機能性抜群のスグレモノ

KINTO ドリッパーセット
ステンレスとカラフェのこのタイプが欲しい。

House Terrarium

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このホルダーとセットで置けるぐらいのキッチンが欲しい・・・。

雨が降っても水が溜まらないバルコニーサンダル
ベルリン発のランドリー専門店。他のグッズもカワイイ

SECOND LAB. NYC ルームシューズ

安西水丸さんのマステ。

富士山のテッシュケース

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最近モノクロがキニナル。

紙もの雑貨 KNOOP
CAFE REPUBLIC テトラバッグ
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倉敷意匠 kata kata
印判手なます皿 ふくろう

IO GRAPHICのマグカップ

CINQ メガネしおり

CLASKA メガネマグ

じゃがりこパニック
パーチーの季節!

パッチワーク柄 サイドシェルチェア

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Pokefasuのアニマルバッチ

金沢桐工芸 岩本清商店
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松野屋 ベンチ三尺
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和山 くらわんか碗

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フラスコ

鍋島小紋 KOMON

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北欧家具 プランターラック

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ルイス・ポールセン
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野田琺瑯 消毒器
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波佐見焼 馬場商店

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オススメ&愛用中


釜定工房のオイルパン
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グラタン皿
決め手は持ち手!
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french bull カレッジソックス
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よつ葉バター 100g
柔らいので塗りやすいのが◎
もういくつリピしたかわからない

ウィニープロHG テフロンプラチナプラス
年末にフライパン新調。

野田琺瑯 アムケトル
ずっと狙ってたブラック かなりお安くなってたのでポチっ。

パナソニック
ファイバーミキサー
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日本製粉 亜麻仁油
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素焼きアーモンド1kg 【送料無料】
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ラッセルホブス
コーヒーグラインダー
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タイガーマット
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グランムリ カットトマト缶
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アドキッチンさんでの取扱いが終わったのでこちらで。

STEEL CANVAS BASKET No186
悩み抜いてコレ!
レビュー日記→こちら

イワキ
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ボデガ 200
電子レンジOK
  レビュー日記→こちら

嬉野温泉名物 温泉湯豆腐

シロカ ホームベーカリー
ついに!買っちゃった!

teema パールグレイ
ひさびさに器を買った。

今年はコレにしました。
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ヤマト醤油味噌 塩糀

松山油脂 日焼け止めローション
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ブルジョワ ワンセカンドジェル
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野田琺瑯 バターケース
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【フラ印】マカダミアナッツクッキー
楽天にもあった!

ヤマト醤油味噌 塩麹
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ポンプもキレイに!洗濯槽クリーナー
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札幌らっきょのスープカレー
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一ノ蔵 発泡清酒 すず音
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マリメッコ がま口
大小合わせ技で買っちゃった。
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マリメッコ がま口
旅行のコマゴマを収納

兵四郎だし
友達からもらって、あまりの美味しさにびっくり。

戸田久の盛岡冷麺
あおいちゃんが言うてたのってこれ?
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グラミチ コーデュロイパンツ ウィメンズ
カーキ、買っちゃった。

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この冬、大活躍中!

イワタニ カセットコンロ

ビニワレのカレーパウダー

プロだし
金沢旅行でゲット。美味しすぎ。

HUNTER ソックス
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HUNTER UV TECH
ソックスといっしょに購入。
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SNYDER'Sチョコレートプレッツェル
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我が家の冷蔵庫にも居ります。

ARABIA oma
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Teema ブラック
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コバルトブルー 20cm
ルク2つ目は半額でゲット!

24h Avec 26cmプレート
買えましたー。
これでやっとペア使いが出来る。

軽やか日本製羽毛布団
買いましたー。オススメです!

Teema レッド
結局、買っちゃった。
↑のショップで30%OFF&送料100円(期間限定)
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OLYMPUS PEN E-P1
買っちゃったー。汗
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アクセサリーはこんな感じで揃えました。
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Trippen bomb
そろそろ、準備。色、形全てが気に入ってます!
購入日記はこちら
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マルシェバッグ
やはり肩から担げるほうが使いやすい
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SAKUZAN Donburi
探し続けてた丼ブリ。 これに決定。
ALL ABOUT STYLEストアで発見。
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野田琺瑯 持ち手付きストッカー
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アラビア 24h
レビュー日記はこちら

木べら 国産ひのき

小鹿田焼
和にも洋にも合います。 レビュー日記はこちら

Teemaスクエアプレート ブラック
ついに楽天にも入荷!
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倉敷意匠計画室 オイルポット
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Oma ガラスプレート
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産地直送の青森ひばまな板
結局これにしました。
レビュー日記はこちら

アイアンスツール
私も1台買いました!
過去日記こちら

ガスール 粉末タイプ
顔面大掃除にオススメです!
レビュー日記はこちら

岩手 篠竹一尺ざる
手仕事で丁寧に編まれてるのでしっくりと手に馴染む
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アラビア:カフェ:北欧コーヒー